Adobe Illustrator でドロップシャドウや光彩の効果をつけたときに、解像度が粗く見えることはありませんか?特に細かいものをデザインしているときに気になることがあります。
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拡大してみると良く分かります。とても粗いですね!でも、拡大しているからそう見えるのであって、100%(実寸)ならあまり気にならないからまぁいっか・・・と以前は思っていました。しかし、実は設定で改善できるのです。
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その設定とは、ずばり 効果 > ドキュメントのラスタライズの効果設定 です。解像度がスクリーン(72ppi)になっていると、粗が目立ちます。高解像度(300ppi)に変更してみましょう。
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ドロップシャドウと光彩がとても滑らかになりました!
![](https://jhviz.com/wp-content/uploads/2020/02/200220_ai04.jpg)
この設定は、他のラスタライズ効果(例えば、ピクセレート > メゾティント や テクスチャ > モザイクタイル など)の見え方にも大きく影響します。気になったらチェックしてみましょう!
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以上.