エクスポート時のオプションにあるMax lighting(日本語モードだと、最大光量)。Onにしても大して画が変わっている様子がない。けれども、レンダリング時間は長くなっている。一体この機能は何?いくつかのシーンで検証してみました。
※本記事はただの検証記事です。Max lightingの謎はまだ解き明かせていません!
検証方法
本記事のTwinmotionのバージョンは2020.1です。
パッと見On時とOff時の見た目はほとんど変わらないのですが、本当に変わっていないのか確かめるために、On時とOff時の画像の差分を取ります。具体的には、Photoshopのレイヤー合成モードで「差の絶対値」を使い、それを見やすいようにレベル補正で強調する、という方法をとります。
検証
シーン1:外観
間違い探しかっていうぐらい違いが分かりづらいですが、差分を見てみると主に右側の建物がほんの少し明るくなっていることが分かります。Max lightingは、直接光が当たっている部分よりも間接光の部分の影響が大きそうです。
シーン2:内観(昼)
白い壁の部分が少し明るくなりました。先ほどの、直接光よりも間接光に影響ということの裏付けになりそうです。それから、ガラスの反射(特に下部のエッジの辺り)が少し明るくなっていることが分かります。
シーン3:内観(夜)
白い壁の差分が無くなりました。やはり、太陽光でも室内光でも、直接光への影響はほとんど無さそうです。ガラスの反射はやはり少し明るくなっています。
(暫定)結論
Max lightingをOnにすることで、下記の部分で差異が確認できました。
- ガラスなどのReflection部分が少し明るくなる
- GI(グローバルイルミネーション)が少し強めにかかる
- Max lighting(最大光量)という割には、直接光にはほとんど変化がない
結局どういう機能なの、と言われると、うーーーん、まだ良く分かりません。Onにした方がいいですよ!とも言いづらい現状です。今後より詳しく分かったら記事を更新します。
以上.