Twinmotionには豊富な人物キャラクターアセットが入っていますが、実はこの人たち、かなり高身長だったりします。知らないと困る場合もあるかも??
※ この記事で使用したTwinmotionのバージョンは2021.1です。
測定結果
3Dキャラクター(Animated humans, Posed humans)
- 男性: 185cm前後
- 女性: 170cm前後
- 子供: 120cm前後
- 座面高さ: 40~45cm
男性、女性ともかなりの高身長であることに注目です。日本人(成人)なら大体男性170cm、女性155cmぐらいが平均的でしょう。
2D切り抜きキャラクター(Cutout)
- 一律 約170cm
こちらは性別によらず一緒になっているようです。
ちなみに、キャラクターには配置時に大体100%~97%ぐらいでランダムスケールがかかるので、同じキャラクターも常に同じ身長にはなりません。
測定方法
ちなみに、測定方法の概略は下記です。
- 人物とキューブを重なるように配置
- キューブのマテリアルでX-RayをOn
- フロントビューに設定
- キューブの高さを人物と合わせ、その高さを測る
下の図では目安としてキューブ(グレー)の高さを 170cm に設定しています。
天井高が低い時に注意!
さて、どういうとき困るかというと、比較的狭い空間のCGを作るとき、特に天井高が低いインテリアの場合です。人物が大きいと、空間は狭く感じられてしまいます。
人物のサイズは TRANSFORM > Scale から変更することができます。
CH2400の部屋に3Dキャラクターを配置して、スケール100%(身長約185cm)とスケール90%(身長約167cm)で比較してみます。
広さの感じ方が大分変わりますよね。身長185cmもあると、梁下で頭ぶつけそうにも見えてしまうかも・・・。
パースを作るとき、空間を広く見せたいことはあっても狭く見せたいことはほとんど無いと思います。人が大きすぎるな、と感じたら少しスケールを落とすと良いでしょう。その方が日本人としては自然なサイズだったりします。
余談:ウォークスルーモードでの目の高さについて
ウォークスルーモードでの目の高さはデフォルトで1.7mとなっています。これもまた、かなり高めに設定されているようです。
関連記事:【Twinmotion】目高(アイレベル)でのレンダリング
以上.