【Twinmotion】株立ちチャレンジ!

Twinmotion

植栽の樹形には「一本立ち(単幹)」「株立ち」があります。街路樹などでは一本立ちが多い一方、住宅の外構などでは株立ちも増えています。Twinmotionの樹木は基本的に一本立ちなので、株立ちの表現を諦めてしまっている方も多いのではないでしょうか。

本記事では、既存の樹木アセットを使用して株立ちを表現することに挑戦してみます。

※ 本記事で使用しているTwinmotionのバージョンは2022.2.3です。

既存アセットで株立ちを表現する

他の素材サイトから3D樹木をダウンロードして使用することももちろん出来るのですが、既存アセットの使用はファイルサイズがほとんど増えないという大きなメリットがあるので、なるべくなら既存アセットを使用して何とかしたいところ。既存アセットをあれこれ工夫して株立ち(っぽい見た目)を作った例を紹介します。

近づいて見るとこのような感じです。

2022.11.23追記:上記に入れそびれましたが、Vine maple のAge(樹齢)50%を使うのも良い感じです!

調整方法

樹齢によって形状が変化するので、丁度良い形になるAge(樹齢)を見つけてから大きさをScale(倍率)の方で調整しています。葉や樹皮の色も自然に見えるよう適宜調整します。

①,②,③の例では、複数の樹木を配置してちょっと位置をずらしたり回転を加えたりして見た目を調整しています。

②など幹が長い樹木を使用する場合は、幹を深めに地面に埋め、枝分かれした部分だけを見せることで株立ちを表現します。

中景ぐらいで使うのがおススメで、近景の場合は少し粗が見えたりする部分もあるので、外部の3Dアセットを併用して使うと良いかもしれません。

その他の方法

「2D人物」(Charactors > Cutout)のテクスチャを樹木の切り抜き画像に置き換える方法もあります。

一点注意として、テクスチャを置き換えても「2D人物」の属性を持ったままなので、例えば人物のみにクレイレンダーをかけた場合(私は人物を白で表現する方法を良く使います)、この樹木も一緒にクレイレンダーがかかってしまうことに注意が必要です。

以上.

タイトルとURLをコピーしました